「出現させる」命令, 「隠す」命令を使うと、オブジェクトを隠したり出現させたりすることができます。
下のプログラムは、車が点滅するプログラムです。
ここをクリックすると、以下のプログラムをダウンロードできます。
1: ※プログラム名:車を点滅させるプログラム 2: ※作成者:岡田 健 3: ※作成日:2009.12.2 4: 5: ※授業に必要なライブラリを取り込む。 6: TurtleLibraryを参照する。 7: 8: ※環境を初期化する。 9: ウィンドウを初期化する。 10: 11: ※車を生成する 12: 画像を新規作成して、車と名付ける。 13: 車のファイル名を「car.gif」と設定する。 14: ウィンドウに車を追加する。 15: 16: 整数型を新規作成して、カウンタと名付ける。※ループカウンタ 17: 18: ※アニメーションを行う 19: 無条件で{ 20: 21: ※待つ 22: ウィンドウは0.2秒待機する。 23: 24: ※処理 25: カウンタ%2=0ならば{ 26: 車を出現させる。 27: }をして、そうでないならば{ 28: 車を隠す。 29: }をする。 30: カウンタにカウンタ+1を入れる。 31: 32: ※再描画する 33: ウィンドウを再描画する。 34: 35: }を繰り返す。
オブジェクトを出現させます。
オブジェクトを隠します。
現在、隠されているか、出現しているかをしらべます。以下のように使います。
車が出現中であるならば{ 車を隠す。 }をして、そうでないならば{ 車を出現させる。 }をする。
現在、隠されているか、出現しているかをしらべます。以下のように使います。
真偽値型を新規作成して、状態と名付ける。 車の出現状況を取得して、それを状態に入れる。
画像オブジェクトを使って、青信号は点滅させ、車は前に進め、かざぐるまは回転させるプログラムを作ってください。 画像は以下のものをダウンロードして使ってください。
ブラウザからデスクトップに画像をドラッグドロップすると、デスクトップに画像をダウンロードすることができます。
(プログラムと同じフォルダに置いていないと画像が表示されません。)
(使える画像の種類は「.gif」「.jpg」「.jpeg」のどれかです。 「.bmp」の画像は使えないので注意してください。)
「変身する」命令を使うと、 オブジェクトの見た目を別のオブジェクトのものにすることができます。
例えば、次のプログラムは、 ただ車と信号と風車を表示するだけですが、、、
ここをクリックすると、以下のプログラムをダウンロードできます。
1: ※プログラム名:車と信号と風車を表示する 2: ※作成者:岡田健 3: ※作成日:2009.12.2 4: 5: ※授業に必要なライブラリを取り込む。 6: TurtleLibraryを参照する。 7: 8: ※環境を初期化する。 9: ウィンドウを初期化する。 10: 11: 画像を新規作成して、車と名付ける。 12: 画像を新規作成して、信号と名付ける。 13: 画像を新規作成して、風車と名付ける。 14: 15: 車のファイル名を「car.gif」と設定する。 16: 信号のファイル名を「sign.gif」と設定する。 17: 風車のファイル名を「kazaguruma.gif」と設定する。 18: 19: ウィンドウに車を追加する。 20: ウィンドウに信号を追加する。 21: ウィンドウに風車を追加する。 22: 23: ※各オブジェクトのXY座標を設定する 24: 車のX座標を50に設定する。 25: 車のY座標を100に設定する。 26: 信号のX座標を150に設定する。 27: 信号のY座標を100に設定する。 28: 風車のX座標を250に設定する。 29: 風車のY座標を100に設定する。 30: 31: ウィンドウを再描画する。
次のように、「変身する」命令を使うと、 車の見た目を信号や風車に変えることができます。
ここをクリックすると、以下のプログラムをダウンロードできます。
1: ※プログラム名:車がアニメーションするプログラム 2: ※作成者:岡田健 3: ※作成日:2009.12.2 4: 5: ※授業に必要なライブラリを取り込む。 6: TurtleLibraryを参照する。 7: 8: ※環境を初期化する。 9: ウィンドウを初期化する。 10: 11: 画像を新規作成して、車と名付ける。 12: 画像を新規作成して、信号と名付ける。 13: 画像を新規作成して、風車と名付ける。 14: 15: 車のファイル名を「car.gif」と設定する。 16: 信号のファイル名を「sign.gif」と設定する。 17: 風車のファイル名を「kazaguruma.gif」と設定する。 18: 19: ウィンドウに車を追加する。 20: ウィンドウに信号を追加する。 21: ウィンドウに風車を追加する。 22: 23: ※各オブジェクトのXY座標を設定する 24: 車のX座標を50に設定する。 25: 車のY座標を100に設定する。 26: 信号のX座標を150に設定する。 27: 信号のY座標を100に設定する。 28: 風車のX座標を250に設定する。 29: 風車のY座標を100に設定する。 30: 31: 整数型を新規作成して、カウンタと名付ける。 32: 33: ※アニメーションを行う 34: 無条件で{ 35: 36: ウィンドウを再描画する。 37: 38: ※車を変身させる 39: カウンタ%3=0ならば{ 40: 車が車に変身する。 41: }をして、カウンタ%3=1ならば{ 42: 車が信号に変身する。 43: }をして、そうでないならば{ 44: 車が風車に変身する。 45: }をする。 46: 47: カウンタにカウンタ+1を入れる。 48: 49: ウィンドウは0.2秒待機する。 50: 51: }を繰り返す。
現在のオブジェクトを、指定されたオブジェクトとおなじ見た目に変身(!?)させます。
じゃんけんを応用すると、ぱらぱら漫画の要領で、 人が動作しているようなアニメーションを作ることができます。
ここをクリックすると、以下のプログラムをダウンロードできます。
1: ※プログラム名:人が歩くアニメーションプログラム 2: ※作成者:岡田健 3: ※作成日:2009.12.2 4: 5: ※授業に必要なライブラリを取り込む。 6: TurtleLibraryを参照する。 7: 8: ※環境を初期化する 9: ウィンドウを初期化する。 10: 11: ※アニメーション用画像を用意する 12: 画像を新規作成して、人1と名付ける。 13: 画像を新規作成して、人2と名付ける。 14: 画像を新規作成して、人3と名付ける。 15: 画像を新規作成して、人4と名付ける。 16: 画像を新規作成して、人5と名付ける。 17: 画像を新規作成して、人6と名付ける。 18: 画像を新規作成して、人7と名付ける。 19: 画像を新規作成して、人8と名付ける。 20: 人1のファイル名を「man1.gif」と設定する。 21: 人2のファイル名を「man2.gif」と設定する。 22: 人3のファイル名を「man3.gif」と設定する。 23: 人4のファイル名を「man4.gif」と設定する。 24: 人5のファイル名を「man5.gif」と設定する。 25: 人6のファイル名を「man6.gif」と設定する。 26: 人7のファイル名を「man7.gif」と設定する。 27: 人8のファイル名を「man8.gif」と設定する。 28: 29: ※1番だけをウィンドウに表示させる 30: ウィンドウに人1を追加する。 31: 32: ※ループカウンタを生成する 33: 整数型を新規作成して、カウンタと名付ける。 34: カウンタに0を入れる。 35: 36: ※アニメーションループ 37: 無条件で{ 38: 39: ※ --- 待つ --- 40: ウィンドウは0.1秒待機する。 41: 42: ※ --- 処理を行う --- 43: カウンタ%8=0ならば{ 44: 人1が人1に変身する。 45: }をして、カウンタ%8=1ならば{ 46: 人1が人2に変身する。 47: }をして、カウンタ%8=2ならば{ 48: 人1が人3に変身する。 49: }をして、カウンタ%8=3ならば{ 50: 人1が人4に変身する。 51: }をして、カウンタ%8=4ならば{ 52: 人1が人5に変身する。 53: }をして、カウンタ%8=5ならば{ 54: 人1が人6に変身する。 55: }をして、カウンタ%8=6ならば{ 56: 人1が人7に変身する。 57: }をして、カウンタ%8=7ならば{ 58: 人1が人8に変身する。 59: }をする。 60: 61: ※ --- 再描画する --- 62: ウィンドウを再描画する。 63: 64: カウンタにカウンタ+1を入れる。 65: 66: }を繰り返す。
このアニメーションでは、次の8枚の画像が使われています。
さらに、背景を付け加えると、動いているように見えます。
ここをクリックすると、以下のプログラムをダウンロードできます。
1: ※プログラム名:歩く人のアニメーション 2: ※作成者:岡田健 3: ※作成日:2009.12.2 4: 5: ※授業に必要なライブラリを取り込む。 6: TurtleLibraryを参照する。 7: 8: ※環境を初期化する 9: ウィンドウを初期化する。 10: 11: ※バックグラウンド画像を用意する 12: 画像を新規作成して、背景と名付ける。 13: 背景のファイル名を「bg.jpg」と設定する。 14: 15: ※アニメーション用画像を用意する 16: 画像を新規作成して、人1と名付ける。 17: 画像を新規作成して、人2と名付ける。 18: 画像を新規作成して、人3と名付ける。 19: 画像を新規作成して、人4と名付ける。 20: 画像を新規作成して、人5と名付ける。 21: 画像を新規作成して、人6と名付ける。 22: 画像を新規作成して、人7と名付ける。 23: 画像を新規作成して、人8と名付ける。 24: 人1のファイル名を「man1.gif」と設定する。 25: 人2のファイル名を「man2.gif」と設定する。 26: 人3のファイル名を「man3.gif」と設定する。 27: 人4のファイル名を「man4.gif」と設定する。 28: 人5のファイル名を「man5.gif」と設定する。 29: 人6のファイル名を「man6.gif」と設定する。 30: 人7のファイル名を「man7.gif」と設定する。 31: 人8のファイル名を「man8.gif」と設定する。 32: 33: ※1番だけをウィンドウに表示させる 34: ウィンドウに背景を追加する。 35: ウィンドウに人1を追加する。 36: 37: ※1番を移動 38: 人1のx座標を240に設定する。 39: 人1のy座標を240に設定する。 40: 41: 整数型を新規作成して、カウンタと名付ける。※ループカウンタ 42: カウンタに0を入れる。 43: 44: ※アニメーションループ 45: 無条件で… 46: 47: ※ --- 待つ --- 48: ウィンドウは0.1秒待機する。 49: 50: ※ --- 処理を行う --- 51: 52: ※背景を移動させる 53: 背景のX座標を取得して、背景のX座標をそれ-1に設定する。 54: 55: ※人の見た目を変える 56: カウンタ%8=0ならば{ 57: 人1が人1に変身する。 58: }をして、カウンタ%8=1ならば{ 59: 人1が人2に変身する。 60: }をして、カウンタ%8=2ならば{ 61: 人1が人3に変身する。 62: }をして、カウンタ%8=3ならば{ 63: 人1が人4に変身する。 64: }をして、カウンタ%8=4ならば{ 65: 人1が人5に変身する。 66: }をして、カウンタ%8=5ならば{ 67: 人1が人6に変身する。 68: }をして、カウンタ%8=6ならば{ 69: 人1が人7に変身する。 70: }をして、カウンタ%8=7ならば{ 71: 人1が人8に変身する。 72: }をする。 73: 74: ※再描画する 75: ウィンドウを再描画する。 76: 77: カウンタにカウンタ+1を入れる。 78: 79: }を繰り返す。
オブジェクトは、新規作成で作られた順番に、 後ろから重なっていきます。
背景を使うときは、人などの画像よりも先に新規作成してください。
文字をつくるには、テキストを新規作成します。
ここをクリックすると、以下のプログラムをダウンロードできます。
1: ※プログラム名:「こんにちは」が回るプログラム 2: ※作成者:岡田健 3: ※作成日:2009.12.7 4: 5: ※授業に必要なライブラリを取り込む。 6: TurtleLibraryを参照する。 7: 8: ※環境を初期化する。 9: ウィンドウを初期化する。 10: 11: ※こんにちはを生成する 12: テキストを新規作成して、挨拶と名付ける。 13: 挨拶の文字列を「こんにちは」と設定する。 14: ウィンドウに挨拶を追加する。 15: 16: ※アニメーションループ 17: 無条件で{ 18: ※待つ 19: ウィンドウは0.1秒待機する。 20: 21: ※処理 22: 挨拶を5度右に回す。 23: 24: ※再描画 25: ウィンドウを再描画する。 26: }を繰り返す。
文字も、「オブジェクト」ですから、タートルや、 画像と同じように扱うことができます。
文字オブジェクトは、 その文字を変化させるための特別な命令、「文字列を設定する」命令を持っています。
ここをクリックすると、以下のプログラムをダウンロードできます。
1: ※プログラム名:繰り返しを数えるカウンター 2: ※作成者:岡田健 3: ※作成日:2009.12.7 4: 5: ※授業に必要なライブラリを取り込む。 6: TurtleLibraryを参照する。 7: 8: ※環境を初期化する。 9: ウィンドウを初期化する。 10: 11: ※カウンタを作成する 12: テキストを新規作成して、カウンタ表示と名付ける。 13: カウンタ表示の文字列を「繰返数」と設定する。 14: ウィンドウにカウンタ表示を追加する。 15: 16: 整数型を新規作成して、カウンタと名付ける。※ループをカウントする変数 17: カウンタに0を入れる。 18: 19: ※アニメーションを行う 20: 無条件で{ 21: 22: ※待つ 23: ウィンドウは0.1秒待機する。 24: 25: ※処理 26: カウンタ表示の文字列をカウンタと設定する。 27: カウンタにカウンタ+1を入れる。 28: 29: ※再描画 30: ウィンドウを再描画する。 31: 32: }を繰り返す。
ちなみに、下のプログラムのように、 文字と数字をつなげて、一つの文字にするには、+ 記号でつなげます。
文字列は、「」で囲みますが、数字(変数)にはつけません。
ここをクリックすると、以下のプログラムをダウンロードできます。
1: ※プログラム名:繰り返しを数えるカウンタ 2: ※ (文字とつなげる版) 3: ※作成者:岡田健 4: ※作成日:2009.12.7 5: 6: ※授業に必要なライブラリを取り込む。 7: TurtleLibraryを参照する。 8: 9: ※環境を初期化する。 10: ウィンドウを初期化する。 11: 12: ※カウンタを作成する 13: テキストを新規作成して、カウンタ表示と名付ける。 14: カウンタ表示の文字列を「繰返数」と設定する。 15: ウィンドウにカウンタ表示を追加する。 16: 17: ※カウンタを少し右に移動する 18: カウンタ表示のx座標を160に設定する。 19: 20: 整数型を新規作成して、カウンタと名付ける。※ループをカウントする変数 21: カウンタに0を入れる。 22: 23: ※アニメーションを行う 24: 無条件で{ 25: 26: ※待つ 27: ウィンドウは0.1秒待機する。 28: 29: ※処理 30: カウンタ表示の文字列を「繰り返し数は」+カウンタ+「です。」と設定する。 31: カウンタにカウンタ+1を入れる。 32: 33: ※再描画する 34: ウィンドウを再描画する。 35: 36: }を繰り返す。
テキストオブジェクトの文字を、指定された文字列に変更します。文字列は、文字、数字、それらの組み合わせを指定することができます。
今回習ったことを用いて、楽しいアニメーションを作成してください。