「キー情報を取得する」命令を使うと、いま押されているキーボードの番号(キーコード)を 調べることができます。
次のプログラムは、車がキーにあわせて、上下左右に動くプログラムです。
ここをクリックすると、以下のプログラムをダウンロードできます。
1: ※プログラム名:キーに対応して車が動くプログラム 2: ※作成者:岡田健 3: ※作成日:2009.12.7 4: 5: ※授業に必要なライブラリを取り込む。 6: TurtleLibraryを参照する。 7: 8: ※環境を初期化する。 9: ウィンドウを初期化する。 10: 11: ※車を生成する 12: 画像を新規作成して、車と名付ける。 13: 車のファイル名を「car.gif」と設定する。 14: ウィンドウに車を追加する。 15: 16: 整数型を新規作成して、番号と名付ける。※キー番号を入れておく変数 17: 整数型を新規作成して、Xと名付ける。 ※x座標を入れておく変数 18: 整数型を新規作成して、Yと名付ける。 ※y座標を入れておく変数 19: 20: ※アニメーションを行う 21: 無条件で{ 22: 23: ※ --- 待つ --- 24: ウィンドウは0.1秒待機する。 25: 26: ※ --- 処理 --- 27: 28: ※今押されているキーを取得する 29: ウィンドウのキー情報を取得して、それを番号に入れる。 30: 31: ※車が今いる位置を取得する 32: 車のX座標を取得して、それをXに入れる。 33: 車のY座標を取得して、それをYに入れる。 34: 35: ※上下左右キーが押されていたら、車のXY座標を変更する 36: 番号=37ならば{ 37: ※左に移動する 38: XにX-5を入れる。 39: }をして、番号=38ならば{ 40: ※上に移動する 41: YにY-5を入れる。 42: }をして、番号=39ならば{ 43: ※右に移動する 44: XにX+5を入れる。 45: }をして、番号=40ならば{ 46: ※下に移動する 47: YにY+5を入れる。 48: }をする。 49: 50: ※車のXY座標を設定する 51: 車のX座標をXに設定する。 52: 車のY座標をYに設定する。 53: 54: ※ --- 再描画 --- 55: ウィンドウを再描画する。 56: 57: }を繰り返す。
いま押されているキーボードの番号(キーコード)を調べることができます。 何も押されていない時は、キーコードが -1 になります。
以下のように使用します。
整数型を新規作成して、番号と名付ける。 ウィンドウのキー情報を取得して、それを番号に入れる。
キーボードのキーに対応するキーコードを調べるには、 次のプログラムを使うと良いでしょう。
ここをクリックすると、以下のプログラムをダウンロードできます。
1: ※プログラム名:キー番号を調べるプログラム 2: ※作成者:岡田健 3: ※作成日:2009.12.7 4: 5: ※授業に必要なライブラリを取り込む。 6: TurtleLibraryを参照する。 7: 8: ※環境を初期化する。 9: ウィンドウを初期化する。 10: 11: ※キー番号を表示する「キー表示」を生成する 12: テキストを新規作成して、キー表示と名付ける。 13: キー表示の文字列を「キー番号」と設定する。 14: ウィンドウにキー表示を追加する。 15: 16: 整数型を新規作成して、キー番号と名付ける。 17: 18: ※アニメーションを行う 19: 無条件で{ 20: ※ --- 待つ --- 21: ウィンドウは0.1秒待機する。 22: 23: ※ --- 処理 --- 24: ※今押されているキーを取得する 25: ウィンドウのキー情報を取得して、それをキー番号に入れる。 26: 27: ※押されているキー番号を文字にして表示する 28: キー表示の文字列をキー番号と設定する。 29: 30: ※ --- 再描画 --- 31: ウィンドウを再描画する。 32: 33: }を繰り返す。
「マウスXY座標を取得する」命令を使うと, マウスが今どこにいるのかを調べることができます。
下のプログラムは、マウスの位置に車が移動するプログラムです。
ここをクリックすると、以下のプログラムをダウンロードできます。
1: ※プログラム名:マウスの位置に車が動くプログラム 2: ※作成者:岡田健 3: ※作成日:2009.12.7 4: 5: ※授業に必要なライブラリを取り込む。 6: TurtleLibraryを参照する。 7: 8: ※環境を初期化する。 9: ウィンドウを初期化する。 10: 11: ※車を生成 12: 画像を新規作成して、車と名付ける。 13: 車のファイル名を「car.gif」と設定する。 14: ウィンドウに車を追加する。 15: 16: 整数型を新規作成して、Xと名付ける。※マウスのx座標を入れておく変数 17: 整数型を新規作成して、Yと名付ける。※マウスのy座標を入れておく変数 18: 19: ※アニメーションを行う 20: 無条件で{ 21: ※ --- 待つ --- 22: ウィンドウは0.1秒待機する。 23: 24: ※ --- 処理 --- 25: 26: ※マウスのXY座標を取得する 27: ウィンドウのマウスX座標を取得して、それをXに入れる。 28: ウィンドウのマウスY座標を取得して、それをYに入れる。 29: 30: ※車をマウスの位置に移動 31: 車のX座標をXに設定する。 32: 車のY座標をYに設定する。 33: 34: ※ --- 再描画 --- 35: ウィンドウを再描画する。 36: 37: }を繰り返す。
整数型を新規作成して、Xと名付ける。 整数型を新規作成して、Yと名付ける。 ウィンドウのマウスX座標を取得して、それをXに入れる。 ウィンドウのマウスY座標を取得して、それをYに入れる。
「マウスがクリックされた」命令を使うと、マウスが押されているか調べることができます。 「マウスXY座標を取得する」命令と組み合わせて使うと、どこで押されているかも調べられます。
下のプログラムは、マウスをクリックした所に車が移動するプログラムです。
ここをクリックすると、以下のプログラムをダウンロードできます。
1: ※プログラム名:マウスをクリックした位置に車が移動するプログラム 2: ※作成者:岡田健 3: ※作成日:2009.12.7 4: 5: ※授業に必要なライブラリを取り込む。 6: TurtleLibraryを参照する。 7: 8: ※環境を初期化する。 9: ウィンドウを初期化する。 10: 11: ※車を生成する 12: 画像を新規作成して、車と名付ける。 13: 車のファイル名を「car.gif」と設定する。 14: ウィンドウに車を追加する。 15: 16: 整数型を新規作成して、Xと名付ける。※マウスのx座標を入れておく変数 17: 整数型を新規作成して、Yと名付ける。※マウスのy座標を入れておく変数 18: 19: ※アニメーションを行う 20: 無条件で{ 21: 22: ※ --- 待つ --- 23: ウィンドウは0.1秒待機する。 24: 25: ※ --- 処理 --- 26: 27: ※マウスがクリックされていたら、車をマウスの位置に移動する 28: ウィンドウでマウスクリックされたならば{ 29: ウィンドウのマウスX座標を取得して、車のX座標をそれに設定する。 30: ウィンドウのマウスY座標を取得して、車のY座標をそれに設定する。 31: }をする。 32: 33: ※ --- 再描画 --- 34: ウィンドウを再描画する。 35: 36: }を繰り返す。
ウィンドウでマウスクリックされたならば{ ウィンドウのマウスX座標を取得して、車のX座標をそれに設定する。 ウィンドウのマウスY座標を取得して、車のY座標をそれに設定する。 }をする。
真偽値型を新規作成して、クリック状態と名付ける。 ウィンドウのマウスクリック情報を取得して、それをクリック状態に入れる。
マウスボタンの左右や、ダブルクリックを調べる場合は, 次のようなプログラムを書きます。
ここをクリックすると、以下のプログラムをダウンロードできます。
1: ※プログラム名:マウスのクリック位置に車が動くプログラム 2: ※ (右クリック、左クリック判定版) 3: ※作成者:岡田健 4: ※作成日:2009.12.7 5: 6: ※授業に必要なライブラリを取り込む。 7: TurtleLibraryを参照する。 8: 9: ※環境を初期化する。 10: ウィンドウを初期化する。 11: 12: ※車を生成 13: 画像を新規作成して、車と名付ける。 14: 車のファイル名を「car.gif」と設定する。 15: ウィンドウに車を追加する。 16: 17: ※アニメーションを行う 18: 無条件で{ 19: 20: ※ --- 待つ --- 21: ウィンドウは0.1秒待機する。 22: 23: ※ --- 処理 --- 24: 25: ※左クリックされたら、マウス位置に車を移動させる 26: ウィンドウでマウス左クリックされたならば{ 27: ウィンドウのマウスX座標を取得して、車のX座標をそれに設定する。 28: ウィンドウのマウスY座標を取得して、車のY座標をそれに設定する。 29: }をする。 30: 31: ※右のダブルクリックが行われたら、車を出現させたり隠したりする 32: 真偽値型を新規作成して、Aと名付ける。 33: 真偽値型を新規作成して、Bと名付ける。 34: ウィンドウのマウス右クリック情報を取得して、それをAに入れる。 35: ウィンドウのマウスダブルクリック情報を取得して、それをBに入れる。 36: AかつBならば{ 37: ※車を出現させる/隠す 38: 車が出現中であるならば{ 39: 車を隠す。 40: }をして、そうでないならば{ 41: 車を出現させる。 42: }をする。 43: }をする。 44: 45: ※ --- 再描画 --- 46: ウィンドウを再描画する。 47: 48: }を繰り返す。
ウィンドウでマウス左クリックされたならば{ ウィンドウのマウスX座標を取得して、車のX座標をそれに設定する。 ウィンドウのマウスY座標を取得して、車のY座標をそれに設定する。 }をする。
ウィンドウでマウス右クリックされたならば{ ウィンドウのマウスX座標を取得して、車のX座標をそれに設定する。 ウィンドウのマウスY座標を取得して、車のY座標をそれに設定する。 }をする。
ウィンドウでマウスダブルクリックされたならば{ ウィンドウのマウスX座標を取得して、車のX座標をそれに設定する。 ウィンドウのマウスY座標を取得して、車のY座標をそれに設定する。 }をする。
「接触した」命令を使うと、2つのオブジェクトが当たっているかどうか、 調べることができます。
下のプログラムは、車が信号に当たると、信号が大きくなるプログラムです(マウスクリックで車を動かせます)。
ここをクリックすると、以下のプログラムをダウンロードできます。
1: ※プログラム名:あたり判定をするプログラム 2: ※作成者:岡田健 3: ※作成日:2009.12.7 4: 5: ※授業に必要なライブラリを取り込む。 6: TurtleLibraryを参照する。 7: 8: ※環境を初期化する。 9: ウィンドウを初期化する。 10: 11: ※車を生成する 12: 画像を新規作成して、車と名付ける。 13: 車のファイル名を「car.gif」と設定する。 14: ウィンドウに車を追加する。 15: 16: ※信号を生成する 17: 画像を新規作成して、信号と名付ける。 18: 信号のファイル名を「sign.gif」と設定する。 19: ウィンドウに信号を追加する。 20: 21: ※車を移動 22: 車のX座標を200に設定する。 23: 車のY座標を200に設定する。 24: 25: ※アニメーションを行う 26: 無条件で{ 27: 28: ※ --- 待つ --- 29: ウィンドウが0.1秒待機する。 30: 31: ※ --- 処理 --- 32: 33: ※クリックされていたら、車をクリック位置に移動させる 34: ウィンドウでマウスクリックされたならば{ 35: ウィンドウのマウスX座標を取得して、車のX座標をそれに設定する。 36: ウィンドウのマウスY座標を取得して、車のY座標をそれに設定する。 37: }をする。 38: 39: ※車が信号に当たっていたら、車を大きくする 40: 信号が車と接触したならば{ 41: 信号を5ドット大きくする。 42: }をする。 43: 44: ※ --- 再描画 --- 45: ウィンドウを再描画する。 46: 47: }を繰り返す。
オブジェクトが、指定された判定相手のオブジェクトと当たっているかどうか調べます。以下のように使います。
信号が車と接触したならば{ 信号を5ドット大きくする。 }をする。
2つのオブジェクトのあたり判定でなく、マウスの位置が、オブジェクトと当たっているか判定したい時があります。
下のプログラムは、マウスが車の上に来る(マウスの座標が車の領域に含まれる)と、車が小さくなるプログラムです。
ここをクリックすると、以下のプログラムをダウンロードできます。
1: ※プログラム名:マウスのあたり判定をするプログラム 2: ※ (マウスが車にあたると、車がちいさくなる) 3: ※作成者:岡田健 4: ※作成日:2009.12.9 5: 6: ※授業に必要なライブラリを取り込む。 7: TurtleLibraryを参照する。 8: 9: ※環境を初期化する。 10: ウィンドウを初期化する。 11: 12: ※車を生成する 13: 画像を新規作成して、車と名付ける。 14: 車のファイル名を「car.gif」と設定する。 15: ウィンドウに車を追加する。 16: 17: ※マウス座標を保存する変数 18: 整数型を新規作成して、Xと名付ける。 19: 整数型を新規作成して、Yと名付ける。 20: 21: ※アニメーションを行う 22: 無条件で{ 23: 24: ※ --- 待つ --- 25: ウィンドウが0.1秒待機する。 26: 27: ※ --- 処理 --- 28: 29: ※マウスのXY座標を取得する 30: ウィンドウのマウスX座標を取得して、それをXに入れる。 31: ウィンドウのマウスY座標を取得して、それをYに入れる。 32: 33: ※車の中にマウス座標が含まれていたら、車を小さくする 34: 車が、XとYを含むならば{ 35: 車を5ドット小さくする。 36: }をする。 37: 38: ※ --- 再描画 --- 39: ウィンドウを再描画する。 40: 41: }を繰り返す。
オブジェクトが指定された座標内に含まれているかどうか調べます。以下のように使います。
整数型を新規作成して、Xと名付ける。 整数型を新規作成して、Yと名付ける。 ウィンドウのマウスX座標を取得して、それをXに入れる。 ウィンドウのマウスY座標を取得して、それをYに入れる。 車が、XとYを含むならば{ 車を5ドット小さくする。 }をする。
これで,このテキストの内容はすべておしまいです。 ここまでの内容を駆使して、面白いソフトウエアを作ってくださることを期待します。
プレイヤーの画像を用意し、キーボードの矢印(↑→←↓)キーを使って、プレイヤーを上下左右に操作するプログラムを作りましょう。
プレイヤーの画像は、ネットのフリー素材集などから好みのものを探し、ダウンロードして使ってください。
アイテム(画像タートル)と得点板(テキストタートル)をつくり、プレイヤーを操作してアイテムを取る(アイテムに触れる)と得点が増えるプログラムを作りましょう。
アイテムの画像は、ネットのフリー素材集などから好みのものを探し、ダウンロードして使ってください。
自由な発想で、簡単なオリジナルゲームを作りましょう。