「言霊」は日本語によるプログラミング言語です。「言霊」の特徴は、自然で分かりやすい日本語でプログラムを書けることです。このことによって、次のようなメリットがあります。
早速、言霊タートルグラフィクスのプログラム実行環境を整備しましょう。以下では、初心者向けのエディタ「言霊エディタ」を使う方法を解説します。
言霊プログラムを作成するための「論プロ言霊エディタ」をダウンロードしよう。
インストールは、フォルダをデスクトップに解答するだけです。
各部の名称と機能は以下の通りです
リソースとは、論プロエディタで使用するデータのことです。
プログラムをまとめられると使いやすい(回別に分けないとごちゃごちゃになる)ので、 プロジェクトを用意しています。プロジェクトは、プログラムをまとめておくものです。
まず、論プロエディタの「ファイル」メニューから「プロジェクトの新規作成」を選んで「第1回授業」というプロジェクトを作ろう。
次に、論プロエディタの「ファイル」メニューから「プログラムの新規作成」を選び、「タートル」テンプレートを選んで、「初めての言霊」というプログラムを作ろう。
これで、「第1回授業」プロジェクトの中に、「初めての言霊.dama」というファイルが作成されました。
プログラムを作成して実行するには、次のようなプロセスをたどることになります。
それでは、先ほど作った「初めての言霊.dama」を編集してみよう。
以下のプログラムと同じプログラムを打ち込んでみよう。
次に、ソースコード(初めての言霊.dama)をコンパイルしてみよう。
論プロエディタの「プログラム」メニューから「コンパイル」を選ぼう。
コンパイルが成功すると、このような表示がコンソールに出ます。
プログラムにミスがあると、コンパイルは成功しません。 詳しくは2章の「コンパイルエラー」 を参考にしてください。
次に、プログラムを実行しよう。「プログラム」メニューから「実行」を選ぼう。
コンソールに「こんにちは!」が出ていれば成功です。
無限ループするプログラムを書いてしまった、など、プログラムが止まらなくなることがあります。 そのような場合は、プログラムメニューにある「強制終了」を使ってプログラムを止めること。
初めての言霊.damaの最終行に「亀太郎を50ドット進める。」と書いて、コンパイル、実行してみよう。
サンプルプログラム「家.dama」を ここ からダウンロードし、 論プロエディタフォルダの中にある「MyProjects」フォルダの中の「テキスト第1章」フォルダに保存しよう。
論プロエディタの画面で「F5」を押すと、表示が更新されて「テキスト第1章」プロジェクトの中に家.damaが表示されます。 家.damaをダブルクリックすると、エディタにプログラムが表示されます。
「F5」を押してリソースビューワを更新しないとプログラム(ファイル)が表示されないので、 サンプルプログラムをダウンロードして「MyProjects」フォルダに追加したら、必ず「F5」を押すこと。
サンプルプログラムをコンパイルし、実行してみよう。
論プロエディタの「プロジェクト」と「プログラム(ファイル)」の2つのリソースは、 ファイルシステム(MacやWindowsの通常の画面)ではそれぞれ「フォルダ」と「ファイル」に対応します。
プロジェクト「第1回授業」は、論プロエディタフォルダの中の「MyProjects」フォルダの中の「第1回授業」フォルダに対応します。
プログラム(ファイル)「初めての言霊.dama」は、「第1回授業」フォルダの中の「初めての言霊.dama」に対応します。
論プロエディタで作ったプロジェクトやプログラム(ファイル)は、ファイルシステムで見ることができるし、 ファイルシステムで作ったフォルダやファイルを論プロエディタで読み込むこともできます。
論プロエディタのその他の機能を紹介します。
論プロエディタは、ほとんどのコマンドをショートカットで実行できるように作られています。 ショートカットキーを使ってコマンドを実行したいときは、メニューの右に表示されているキーを同時押ししてください。 (例:コンパイル(Ctrl+E)→「Ctrl」キーと「E」キーを同時に押す)
ショートカットキーは覚えやすいように、 編集にかかわるコマンドのショートカットは左下(ZXCV)に、 プログラムにかかわるコマンドのショートカットは左上(WSER)に集中しています。
(http://www2d.biglobe.ne.jp/~msyk/index.htmlの「キーボード配列案」のフリー画像をお借りしました。)